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溶けた男
1970年安保闘争やベトナム戦争を巡る過激派学生のデモなど、1960年代末期の日本社会の世相を背景に描かれた、反戦をテーマとするサイエンス・ホラー漫画。軍隊と大学との非人道的関係が鋭く指弾されている。「週刊少年チャンピオン」1969年9月10日号に掲載された作品で、手塚治虫漫画全集の『ザ・クレーター』第1巻に収録されている。
- 正式名称
- 溶けた男
- ふりがな
- とけたおとこ
- 作者
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手塚 治虫
- ジャンル
- ホラー
- 関連商品
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概要・あらすじ
R大学に所属する研究員の佐藤栄作は、アメリカ極東軍からの極秘依頼によりある特殊薬剤の開発のため、学内での研究に毎夜遅くまで没頭していた。ある日の夜、彼は誰もいないはずの教室で一人熱心に勉強している学生、岡田四郎と言葉を交わす。しかし、その教室は現実には存在しない教室で、在学生名簿にも岡田四郎なる名は見当たらなかったのである。
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登場人物・キャラクター
佐藤 栄作 (さとう えいさく)
R大学の研究員の青年で、ベトナム戦争の只中、アメリカ極東軍からの依頼によって軍事機密の薬剤開発研究に没頭している。同僚から研究の危険性を指摘されているが、制止を振りきって研究を続行する学究の虫。名前は、雑誌掲載当時の総理大臣と同姓同名となっている。
岡田 四郎 (おかだ しろう)
大磯から通学しているR大学の男子学生。いつも遅くまで学内に残って勉強しており、学内に宿泊することも多いという努力家。大学生には珍しい丸刈りで色白の生真面目な性格の青年。
大学研究員 (だいがくけんきゅういん)
R大学の研究員で佐藤栄作の同僚の青年。佐藤がアメリカ極東軍から拠出された費用で極秘の研究を進めていることを知る。そして、その研究がベトナム戦争に関わる薬剤であることを察知し、佐藤にその危険性を説いて研究の中断を忠告する。
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