概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
明神 弥彦 (みょうじん やひこ)
神谷活心流剣術道場の師範代。『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の主人公である緋村剣心から元服の祝いとして託された逆刃刀を常に腰から下げているが、戦闘には逆刃刀を使おうとしない。神谷活心流の奥義のさらに先の境地である「神谷活心流奥義の極 刃断」を会得している。
武藤 要 (むとう かなめ)
明神弥彦の出稽古先である菊原道場に立て籠っている主犯格の人物。牢獄から脱走してきた脱走犯で、腕には手枷、足首には足枷の鉄球が付いているが、軽々と大太刀を振り回す。彼は、真の自由と平等の世を作るため脱獄し、ここにいるのだという。
菊原 碧 (きくはら みどり)
菊原道場の一人娘。訪れた明神弥彦があきれるほどの天然で、籠城犯が刀を振るっているにもかかわらず、あまり状況を飲み込んでいない。また、刀を持った武藤要に対し、話し合いでその場を収めようとする無鉄砲さもある。何故か警官隊は、彼女を特別扱いしている。
北鬼 (きたき)
武藤が立て籠もっている道場に駆けつけた警官隊の1人。右目に傷を負った髭面の男。菊原道場には秘密があり、その秘密は道場の一人娘である菊原碧だと語る。明治政府を脅かすものは、すべて駆除するのが最善の策だと考えている。
その他キーワード
逆刃刀 (さかばとう)
その名の通り刃が逆側についた刀で、和月伸宏の代表作『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の主人公である緋村剣心より、明神弥彦が元服の祝いとして受け継いだ。明神弥彦が腰に据えてはいるものの、簡単に抜こうとはしない。その理由として、明神弥彦は「とても重い刀なんで、ブンブン振り回すわけにはいかない」と語っている。
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