はたらく細胞 おくすり

はたらく細胞 おくすり

九似良の代表作で、清水茜の『はたらく細胞』のスピンオフ作品。病に侵された人間の体内を舞台に、赤血球や白血球などの擬人化された細胞たちが病と戦い、健全な体を取り戻すために奮闘する姿を描いたサイエンス系ヒューマンドラマ。ウイルス感染や喘息などの疾患、さらには寄生虫による影響を受けて弱った体内で繰り広げられる多様な免疫反応や、投与される薬の効能がわかりやすく描写されており、それぞれの病理や予防法についての知識も学ぶことができる。講談社「月刊少年シリウス」2023年7月号から連載。

正式名称
はたらく細胞 おくすり
ふりがな
はたらくさいぼう おくすり
原作者
割田 コマ
漫画
ジャンル
医療
 
日常
レーベル
シリウスKC(講談社)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

赤血球 (せっけっきゅう)

人間の体内で働く細胞の一人。ボブヘアの少女の姿で、赤い制服を着用している。血液循環を通じて酸素を全身に運び、二酸化炭素を回収するという重要な役割を担っている。明るく元気いっぱいで、人当たりがよく優しい性格をしている。責任感が強く、何事にも全力で取り組むものの、極度の方向音痴のため、目的地にたどり着くまでに迷ってしまうことが多い。その職務のために体内をくまなく移動しているため、ウイルスなどの外敵や、病気を治療するために投与された薬と遭遇する機会も多く、苦境に陥るたびに白血球に救助されている。

白血球 (はっけっきゅう)

人間の体内で働く細胞の一人。外はねの銀髪を持つ青年の姿で、真っ白な制服を着用している。主な職務は、細菌やウイルスといった外敵を排除し、体を守ること。冷静沈着で寡黙な性格だが戦闘時には変貌し、圧倒的な戦闘能力で敵にはいっさい容赦することなく、罵詈雑言を浴びせながら一撃で殲滅する。外敵の返り血で真っ赤に染まっても、表情一つ変えることはない。病原菌やウイルスに関する知識が豊富で、職務中に遭遇する赤血球に対して、現在の状況を解説することが多い。

クレジット

構成

割田 コマ

監修

ベース

はたらく細胞 (はたらくさいぼう)

清水茜の代表作。本作のもととなった『細胞の話』が2014年に行われた第27回「少年シリウス新人賞」大賞を受賞し、連載化された。人体をひとつの大きな国と見立て、その中の細胞たちを擬人化。赤血球AE380... 関連ページ:はたらく細胞

書誌情報

はたらく細胞 おくすり 3巻 講談社〈シリウスKC〉

第1巻

(2024-01-09発行、 978-4065342749)

第2巻

(2024-07-09発行、 978-4065357460)

第3巻

(2024-11-08発行、 978-4065374030)

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